筋トレを初めてから長い期間空けることなく継続してトレーニングできていた人にとって、今回のコロナウイルスの蔓延によるブランクというのは経験したことない長い時間だったはずです。
日々萎んで小さくなっていく筋肉を横目に、虚しさというか虚無感を覚えながら日々を過ごしてきたという人も多いのではないでしょうか?
何を隠そうそんな僕も筋肉難民の1人です。。。
しかしガッカリすることはありません。
なぜなら私たちの筋肉にはココロ強い味方・マッスルメモリーが備わっているからです!!
マッスルメモリーってなに?
一般的に3〜6ヶ月筋トレをやめると、私たちの筋肉は徐々に成長や筋肥大をやめ、もとのサイズに戻っていきます。
しかし、そのようにブランクができてしまってもトレーニングを再開すると、今まで費やしてきたほどの時間をかけなくても筋力や筋量を取り戻すことができるのです。
このはたらきをマッスルメモリーといいます。
このマッスルメモリーは個人差があり、明確な期間は発表されていませんんが、早い人で数年のブランクをたった数ヶ月で取り戻してしまう人もいます。
トレーニングを止めるまでに継続していた時間が長い人ほど細胞や神経も活性化している傾向にあり、早く元の状態に戻すことができるという情報もあるようです。
若いうちからトレーニングを始めておくメリットはここにもあったんですね!
筋肉をこよなく愛する皆さま!
筋肉は裏切らないし、筋肉は覚えているのです!
いざ!失った筋肉を取り戻す旅へ!!
データでも証明されている!
ある記事(下記記載参考資料)で動物の筋肉の発達を促す神経を切除し、筋肉の活動を行えないようにする実験を行いました。
すると、3ヶ月後の動物の筋線維のサイズは50%まで半減したものの、筋肉中の核の数は変化しなかったという結果が出たそうです。
下のグラフを見てみましょう。
点線と点線の幅が筋線維の太さ、緑の斑点は核、数字は核の数を表しています。
(下記参考資料より引用)
点線の幅は半分ほどになっているのに対し、斑点の数は全く変わっていないのが見て取れますよね!
筋肉は核を元に作られ、筋肉が大きくなるに連れてその数も増加していきます。
つまりこの核は筋肉を強く・大きくするのに不可欠なものであり、この核の数が減らないということは筋線維をもとの太さに戻すことは十分に可能というわけなんですね!
まとめ
当たり前に使えていた施設が使えなくなることで、どれだけありがたいものだったか痛感させられましたよね。。。
ブランクができてしまうとなかなか元のモチベーションまで持っていくのは容易ではないかもしれません。
が!
筋肉と共に過ごしてきた時間を信じましょう!
若い時はもっと動けたのにな。。。筋肉あったのにな。。。なんていう人も大丈夫!
10年を超えるブランクでも問題なく取り戻せるという研究者もいます。
年齢なんてただのナンバー!
その気になれば筋肉なんていくらでも取り戻せるんです!
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