今回の記事で紹介するアメリカンジムは1984年に福岡市大名(だいみょう)にオープンし、福岡市で最も歴史あるジムとして有名でしたが、2017年から近くの赤坂に移転し、現在では4店舗展開しているという由緒正しい伝統あるジムです。
というわけで、赤坂店に足を運んでみました。
エントランスはエニタイムと同様、カードキーで入場するようですね。
セキュリティもバッチリということですので、ビジター利用の怪しげな部外者(主)は、インターホンを押して大人しくトレーナーさんを待ちます。
ここでビジター料金の1,650円(2022年1月現在)を支払い、簡単に個人情報などを記入したら、準備はOKです。
スタッフ不在時はビジター利用ができないので、予め営業時間を確認してからいくことをお勧めします。
上述の通り2022年1月現在ですが、スタッフアワーは以下のようになっています。
・月、火、木、金 10:00~13:00/ 15:00~22:00
・土、日、祝日 10:00~17:00
水曜日はノースタッフデーなので終日ビジター利用は不可です。
グッズ群がカウンター周りを所狭しと埋め尽くします。
シャワールーム2つ完備のロッカールームです。
会長さんかな?
ちょっとシュワちゃんっぽいな
全景はざっとこんな感じ。
無骨な雰囲気の打ちっぱなしのコンクリートに、黒と黄色を基調としたマシンが映えますね。
マシンのメーカーも新しいものから古いものまで実に様々です。
広いダンベルエリアに写り込む緑の怪しいおじさん(主)
必要最低限の簡素なパワーラックに等身大の立て鏡が歴史を感じます。
カーフレイズ用かな?
学校の体育館の壁際に貼り付いていた肋木みたいな雰囲気の踏み台
これこれ個人的にすごく好きでした。
ノーチラスのサイドレイズマシン。
このメーカーのグルートは初めて見たんですが、パットの位置や蹴り出す角度まで実に細かく調整できる、かなり精度の高いマシンでした。
綺麗な丸いお尻を作りたい女性には持ってこいの1台ではないでしょうか。
ハードコアなウエイトジムなだけあって、どうしても男性向けのマシンにセレクトが偏りがちですが、こういった女性にも嬉しい高品質なマシンが揃っているのがアメリカンジムです。
面白い物だとHAMMER STRENGTHのトゥレイズがありました。
足の甲にウエイトを乗せて爪先を上げて脛骨筋や腓骨筋を鍛えます。
そこらのジムではまあお目にかかれないような、実にマニアックな物です。
胸椎と尾骶骨がしっかり固定できるアブドミナル。
面白い形ですね。
45度のレッグプレス とハックスクワット。
リニアではないこのタイプのハックスクワット、どこかのエニタイムに置いてくれないかなぁ。。。
下のこのマシン、どうやって使うか想像できますか?
面白そうと足を止めた瞬間、待ってましたとばかりにトレーナーさんが楽しげに歩み寄って来て話しかけてくれたのですが、曰く、元々サイドレイズ(?)だったマシンに鉄棒を溶接して造ったオリジナルマシンなんだとか。
パット側に向き合って立ち、丸の部分を握って弧を描くように下で合わせるペックの様なイメージで使う、胸の下部のマシンなんだそう!
従来のマシンを改造して自作してしまう辺り、筋トレへの熱い愛(野太い声)を感じますね。
こういった細部にまでコアな息遣いを感じますね。
使い込まれて変色してきたベルトがシブい!
ラバーなしの鉄のまんまのプレートに、時代を感じるウエイトスタック。
主はラバー加工された最近のプレートよりも、カランカランと乾いた鉄の音が響き渡るような熱っっいジムが大好きです。
ハードコアジムはやっぱりこうでなくちゃ!
打ちっぱなしのコンクリに剥き出しの配線がいい味出してますね。
レジェンド・オブ・レジェンド、ロニーコールマンのホーム、テキサス・アーリントンのメトロフレックスジムを彷彿とさせるオールドスクールでコアな感じがたまりません。。。
フロア隅のプロテインコーナー。
ノートを取りながらトレーニングに励まれている、真面目で熱心な会員さんが多かったのもここアメリカンジムでの気付きの1つです。
「提出」ということは会員さんのノートを通して、メニューやボリュームのチェックも行っているのかな?
やる気も体調も関係ねぇ!!
ハードに泥臭く鍛え抜けそうな空気感がいいですね。
ライウェイ!!!
TEL:092-761-8058
公式HP:https://www.american-gym.com/
営業時間:24時間(会員のみ)
ノースタッフデー:水曜日
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